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出生前診断

新型出生前診断で分かる!赤ちゃんは男の子と女の子どっちがいい?

赤ちゃんの誕生を心待ちにしている方の中には、男の子と女の子のどちらか気になる人も多いのではないでしょうか?前もって赤ちゃんの性別が分かると、楽しみになるだけでなく、必要品の準備などにも役立てます。

この記事では、お腹の赤ちゃんの性別を知るための検査や特徴について紹介します。生まれてくる子どもの性別が気になっている人はぜひ参考にしてみてください。

赤ちゃんの性別が分かる検査

おなかの赤ちゃんの性別が分かるのは、妊婦健診で行われる超音波検査です。超音波検査はエコー検査とも呼ばれており、専用の器具でお腹に超音波を当て、その反響を画像化する検査です。検査中は痛みがなく体への負担がないのが特徴です。

実際に妊婦健診で性別が分かるようになるのは、およそ妊娠20週目です。おなかの赤ちゃんの性別を判断するうえで大切となるのが、男性器があるかどうかです。検査で男性器が確認できるのなら男の子、そうでない場合は女の子である可能性があります。

ただし、超音波検査で得らえる画像は、鮮明なものではありません。赤ちゃんの体勢によっては、確認しづらいことがあります。また、中にはへその緒を男性器と見誤ってしまうケースもあります。「出産時と性別が違っていたこともあり、あくまで目安になるということをお覚えておきましょう。

新型出生前診断でも赤ちゃんの性別が分かる

超音波検査以外にも、おなかの赤ちゃんの性別が分かる検査に、新型出生前診断があります。新型出生前診断は、妊婦さんの血液中に含まれる胎児由来のDNAの断片を調べる検査です。

現在のところ、国内では以下の3つの先天異常の有無の可能性について知ることができます。

  • ダウン症(21トリソミー)
  • 13トリソミー
  • 18トリソミー

新型出生前診断で陽性になった場合、診断を確定するためには羊水検査等を受ける必要があります。

なお、新型出生前診断をはじめとする出生前診断は、あくまで赤ちゃんの先天異常の有無を知るためのものです。赤ちゃんが障がいを持つかどうかを知ることで、より安全な妊娠や出産の管理や、胎児の健康管理や養育環境の準備につながるからです。

日本産科婦人科学会では性別の告知を推奨していない

新型出生前診断を受けて検査結果が陽性になったとき、悩んでしまう方も少なくありません。日本産科婦人科学会では、出生前診断における性別告知を推奨してません。安易な気持ちで、新型出生前診断を受ける人を抑制するためです。

そのため学会が認定している医療機関では、新型出生前診断を受けても、おなかの赤ちゃんの性別が告知されることはありません。新型出生前診断で性別が分かるのは、認定外の医療機関になります。

近年、新型出生前診断そのものは採血で簡単に行えることから、認定外の医療機関も増えています。しかしながら認定外の施設では、遺伝カウンセリングなど専門家による相談を実施していないことがほとんどです。

「おなかの赤ちゃんの性別を知りたい」など、新型出生前診断の本来の目的と異なる理由で、受検を希望する場合は、パートナーや家族と十分話し合ってから行うことが大切でしょう。

新型出生前診断で赤ちゃんの性別が分かる理由

新型出生前診断でおなかの赤ちゃんの性別が判明するのは、胎児由来の遺伝子を調べられるためです。人間の細胞の1つひとつには、染色体が存在しています。染色体はDNAといわれる遺伝子情報であるが折りたたまれているものです。

人間の染色体は対になっており、23種類46本あります。このうち、胎児の性別を決定するのが、23番目の性染色体です。性染色体にはX染色体とY染色体があり、「XY」の組み合わせなら男の子、「XX」の組み合わせなら女の子になります。

新型出生前診断は妊娠10週の早い時期に受けることが可能です。超音波検査では妊娠中期に赤ちゃんの性別を知ることができますが、それよりも早い段階で知ることができます。

ただし、新型出生前診断は「非確定検査」であるため、診断の確定にはなりません。血液検査のみで行われる新型出生前診断による結果は、確定されたものではありません。

生まれる前の赤ちゃんの性別に関する調査について

妊娠が分かったときに、生まれてくる赤ちゃんが男の子か女の子か気になる人は多いものです。ここでは、妊娠中の赤ちゃんの性別を知ることに関する調査を紹介します。

妊娠中に赤ちゃんの性別を知りたい人の割合

妊娠中に赤ちゃんの性別を知ることに関する調査では、以下のような結果になりました。

  • 医療機関の調査では、妊娠中に赤ちゃんの性別を知りたい人の割合は87.7%だった。また、性別を知ることを希望していない人の割合は、7.1%だった。
  • 保育園の調査では、妊娠中に赤ちゃんの性別を知りたい人の割合は、90.1%だった。また、性別を知ることを希望していない人の割合は、7.1%だった。

以上の結果を見ると、妊娠中に赤ちゃんの性別が知りたい人はおよそ9割を占めることが分かります。

妊娠中に赤ちゃんの性別が判明した人の割合

妊娠中に赤ちゃんの性別を知る方法には、超音波検査、羊水検査などいくつかの検査があります。どのような経緯で妊娠中に赤ちゃんの性別を知った方法についての質問結果は以下のようになりました。

  • 医療機関の調査で、妊娠中に赤ちゃんの性別が分かった人の割合は87.7%だった。また、性別が分からなかった人の割合は7.7%だった。
  • 保育園の調査で、妊娠中に赤ちゃんの性別が分かった人の割合は93.8%だった。また、性別が分からなかった人の割合は4.3%だった。
  • 妊娠前に赤ちゃんの性別が分かった人のうち、超音波検査で判明した人が、医療機関の調査では97.8%、保育園の調査では98.3%だった。

以上の結果をみてみると、約9割の人が妊娠中に赤ちゃんの性別を把握していることが分かります。また、赤ちゃんの性別が分かった人のうち、ほとんどの方が超音波検査を通して知ったという結果になりました。

出産前に赤ちゃんの性別を知るメリット

出産したときにようやく赤ちゃんの性別を知ることは、家族にとって嬉しいサプライズになります。その一方で、妊娠中に赤ちゃんの性別を知ることにはいくつかのメリットがあります。妊娠中に赤ちゃんの性別を知りたい理由には、以下のものが挙げられます。

名前を考えられる

妊娠が分かったら、どのような名前をつけようか考えている人もいるでしょう。基本的に、多くの子どもが親から与えられた名前で一生過ごします。名前が早く決まれば、妊娠期間中から赤ちゃんへの声掛けにも利用できるというメリットがあります。

育児の準備ができる

出産後から始まる育児は、さまざまなベビーグッズが必要となります。赤ちゃんが使用する物品には、ユニセックスのものも多くありますが、衣類は性別に合わせたものを購入したいという人もいるでしょう。赤ちゃんの性別が分かれば、子どもに合わせた色やデザインのものを選ぶことができます。

育児がイメ―ジしやすい

長い目で見れば、男の子の育児と女の子の育児にはいくつかの異なる傾向があります。事前に赤ちゃんの性別が分かれれば、自分が育児している姿もイメージしやすいものです。

楽しみになる

赤ちゃんの性別を知ることは、親にとっても楽しみのひとつです。仮に、赤ちゃんの性別が自分の希望するものでなかったとしても、受け入れるための時間を作ることができます。

まとめ

出産前の赤ちゃんの性別を知る主な方法には、妊婦健診で行われる超音波検査などがあります。赤ちゃんの性別を知るか知らないかは、ご本人の希望になります。赤ちゃんの性別をすぐ知りたいか、出産時に知りたいかを事前に医師に知らせるようにしましょう。

ABOUT ME
原明子
国立大学で看護学を学び資格を取得し、卒業後は都内の総合病院に勤務。 海外医療ボランティアの経験もあり。 現在は結婚・子育てのため、医療や健康分野を中心にライター・編集者として活動中。 学歴 2005年 国立大学看護学部卒業 取得資格 看護師、保健師