2023.03.14

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出産準備はいつから?最低限必要なベビー用品リスト

妊婦さんの中には、入院や赤ちゃんの世話に必要なグッズの準備をしようと考えている人もいるのではないでしょうか?直前になって慌てたり、グッズの不足がなかったりするために、最低限の用品の準備がおすすめです。

この記事では出産準備を始める時期や最低限必要な用品について解説します。

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出産準備はいつから始めるべき?

出産のための入院や赤ちゃんの世話には、さまざまなグッズが必要になります。最低限の用品に絞っても、数が多いので事前に準備することが大切です。

多くの妊婦さんが、出産準備を意識するようになるのが、妊娠4~5ヵ月です。この時期はつわりが落ち着き、心身ともに安定しやすくなります。安定期でもあるので、妊娠の報告が一通り済んで落ち着いたら、出産準備に少しずつ取りかかるとよいでしょう。

特に、妊娠5ヵ月に入ると、妊婦健診のエコー検査で赤ちゃんの性別が判明するので、性別に応じたグッズを揃えやすくなります。

一方で、まれに出産時に知らされていた性別と反対だった……というケースもあります。超音波検査では陰茎の有無で性別の判断をしますが、検査時に赤ちゃんの体の向きにより分かりにくかったり、へその緒を陰茎と見誤ったりするケースもあるためです。

妊娠5ヵ月の時点で赤ちゃんの性別がはっきり分からない場合は、白や黄色などユニセックスの色を選んだり、ベビーベッドなど性別と関係のないグッズから用意したりするとよいでしょう。

出産準備で最低限用意すべきグッズ

出産準備には赤ちゃんのグッズだけではなく、ママの入院セットも必要です。ここでは、出産準備で最低限用意しておくべきグッズについてみていきます。

ママの入院で必要なグッズ

  • 現金
  • 携帯電話・充電器
  • 健康保険証
  • 診察券
  • 母子健康手帳
  • 印鑑・筆記用具
  • 前開きの寝間着・靴下
  • 産褥用パッド・ショール
  • 眼鏡
  • スリッパ
  • 授乳用ブラジャー・母乳パッド
  • バスタオル・洗浄剤・スキンケア用品
  • カップ・箸・スプーン
  • ティッシュ
  • 退院時の衣類とメイク用品

新生児のお世話で必要なグッズ

  • 赤ちゃん用肌着・ウェア
  • おくるみ
  • 紙おむつ
  • おしり拭き

育児で必要なグッズ

  • ベビーベッドまたはベビーマット
  • チャイルドシート
  • 哺乳瓶
  • おもちゃ

出産準備の進め方

出産準備で最低限必要なグッズを揃えるにしても、種類があるので、一度に用意するのは難しいものです。特に、妊娠中は体調に変化があるので、時間に余裕を持って少しずつ進めましょう。

ここでは、妊娠の時期別にしておきたい出産準備の進め方についてみていきます。

妊娠4~5ヵ月

入院や赤ちゃんの世話に必要なグッズのリストアップを始めましょう。赤ちゃんの寝る場所はベビーベッドにするか、チャイルドベッドが必要なのかどうかなど、ご家庭やライフスタイルによって必要なグッズが異なります。

最近では、赤ちゃんの必要物品をレンタルすることもできます。使用頻度が少ない可能性のあるグッズは、レンタルにするか、後で購入を検討するのもよいでしょう。

こだわりのグッズを赤ちゃんに使いたい人は、インターネットで相場やデザインをチェックしていくのもおすすめです。外出先でベビーグッズがあったら、お気に入りのグッズや購入予定のグッズを、チェックしてみるのも良いでしょう。

妊娠6~8ヵ月

妊娠6ヵ月になったら、リストアップした出産準備のグッズの購入を少しずつ開始します。実際に商品を手に取ったり、目で確認したりしたい場合は、時間がある時にお店に積極的に足を運ぶのもよいでしょう。

この時期の妊婦さんはお腹も大きくなってきます。ベビーベッドやベビーカーなど大きいグッズは、パートナーやご家族と一緒に購入した方が、体に負担がかからず安心です。

また、ベビーグッズの中には、出産後すぐに必要になる物とそうでない物があります。予算に限りがある場合は、ベビーカーをやめて抱っこひも、まずは衣類やスタイを優先など、臨機応変に対応することも大切です。

近年では、妊娠7~8ヵ月頃にベビーシャワーをするご家庭も増えています。参加者から出産準備の必要品を頂けることも多いので、会を開催した後に不足している用品を購入するのもおすすめです。

妊娠9~10ヵ月

いよいよ出産も近づいている時期で、この頃には出産準備のリストのグッズは大方用意できているのがベストです。まだ、出産準備に必要なグッズが揃えていない人は、時間を見つけて急いで準備しましょう。

また、出産準備でついつい後回しにしがちなのが、ママの入院のための出産準備です。妊娠予定日が先でも、体調の変化により出産や入院が早まる可能性があります。

緊急時に慌てないためにも、遅くとも妊娠10ヵ月に入る前までには、すべての準備を終えたいものです。赤ちゃんのグッズと入院セットの準備を万端にした、いつ出産を迎えても大丈夫な状態にしておきましょう。

妊婦さん別の出産準備のポイント

出産を迎える地域や直前までの状況は妊婦さんによってもさまざまです。ここでは妊婦さん別の出産準備の留意点についてみていきます。

里帰り予定の妊婦さん

妊婦さんの中には、里帰り出産を予定している人もいるでしょう。一般に、里帰り出産は、お産が間近になる妊娠32~35週に実家へ帰る妊婦さんが多いです。

実家の近くで必要な物品を揃えようと思うと、種類も多く、時間も限られているため買い切れない可能性があります。里帰り出産が遠方になる場合、出産準備のグッズを実家に送る必要があります。

実家での滞在期間にも必要な用品を考慮した上で、送りましょう。入院に必要なセットも、出産予定の病院に確認する必要があります

ギリギリまで働く予定のある妊婦さん

産前休暇まで働く予定のある妊婦さんの中には、「産休に入ったら必要物品を揃えよう」と考える人も多いです。産休に入る頃はお腹も大きくなっているので、最低限の用品を短期間で準備するのは大変です。

仕事をしながら妊娠生活は大変ですが、休日を利用しながら、前もって出産準備に必要なグッズを用意することが大切です。

入院治療が必要な妊婦さん

出産予定日前でも、切迫流産や持病の悪化などで、緊急入院になる可能性があります。入院治療ではなく自宅安静の場合もあるかもしれません。近年では、インターネットでも出産準備に必要なグッズを揃えられます。

妊娠中に入院治療が必要なときは、体の健康を第一に考えることが大切です。必要な休息を取りながら、慌てずに必要な物品の準備を進めましょう。

まとめ

出産準備に必要なグッズは、赤ちゃんの世話に必要なグッズだけでなく、入院セットも必要です。妊娠中は体調の変化が生じやすいので、直前に準備するのではなく、時間に余裕を持って準備することが大切です。

実際に必要となるグッズは、ご家庭やライフスタイルによっても異なります。必要なグッズをリストアップして、万全の状態で出産を迎えましょう。

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原明子
国立大学で看護学を学び資格を取得し、卒業後は都内の総合病院に勤務。 海外医療ボランティアの経験もあり。 現在は結婚・子育てのため、医療や健康分野を中心にライター・編集者として活動中。 学歴:2005年 国立大学看護学部卒業。取得資格:看護師、保健師。

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