2024.12.10
妊娠
妊娠が判明し、周囲の人に知らせようと考えている人もいるのではないでしょうか。妊娠報告をする時期は、相手との関係によってもタイミングが異なります。
本記事では、妊娠報告のタイミングについて解説します。妊娠報告をする際の例文やサプライズで妊娠を伝える方法についても解説しているので、参考にしてみてください。
妊娠が判明したときに、最初に報告する相手となるのが夫やパートナーです。夫やパートナーは赤ちゃんのパパとなる人であるため、妊娠が分かった時点で伝えるとよいでしょう。
妊娠の診断は医療機関で受けることができます。一般に妊娠が確認できるのが、超音波(エコー)検査で赤ちゃんの心拍や姿が確認できる妊娠5週頃です。
産婦人科に受診する前に、市販の妊娠検査薬を使用した人は、陽性判定が出た時点で夫やパートナーに伝えるのもよいでしょう。ただ、正常な妊娠かどうかを確認するには、産婦人科を受診する必要があります。
赤ちゃんのおじいちゃんやおばあちゃんになる両親には、早めに妊娠報告をするようにしましょう。カップルの両親に妊娠を伝えるタイミングとなるのが、産婦人科で妊娠の診断を受けた後です。
両親が近場に住んでいる場合は、自宅を訪ねて妊娠報告をするのがおすすめです。
遠方に両親が住んでいるのであれば、まずは電話で妊娠について伝えるよいでしょう。近年はスマホのチャットで気軽に連絡が取りあえる時代です。しかし、妊娠は人生の中でも大切なイベントに関わるものなので、メッセージではなく、電話で報告するのが適しています。
チャットツールのビデオ通話で妊娠の報告をすれば、お互いの表情や気持ちをリアルタイムで感じやすくなります。
友達への報告は、交友関係の親密度によって妊娠報告をするタイミングが異なります。普段から交流があり、よく顔を合わせる仲であれば、産婦人科を受診して妊娠の診断を受けてから報告するとよいでしょう。
すでに友達が子育てをしていれば、妊娠中の過ごし方や新生児のお世話のアドバイスを聞くことができます。親しい友人が遠方に住んでいる場合は、電話やチャットのビデオ通話で妊娠を伝えることができます。
疎遠になった学生時代の友人など、交流がほとんどない友達に対して、産後メールやハガキなどで出産報告することができます。
親しい友人のなかには、妊活や不妊治療をしている人もいるでしょう。赤ちゃんを待ちわびている人にとって、他人の妊娠報告は辛いものなのです。妊娠報告をするときは、喜びを全面に押し出すのではなく、相手への配慮を忘れないようにしましょう。
友人を傷つけまいと妊娠報告を先延ばしにしていても、妊婦さんの体型の変化や友人同士の噂を通して、いずれ相手には知られるものです。気を遣いすぎて友人に報告しないのではなく、妊娠の事実を伝えることが大切です。
働いている女性が妊娠したときは、職場へ報告する必要があります。職場への妊娠報告は、お祝い事を伝える面だけでなく、出産までの仕事の調整のために行います。そのため、職場で妊娠を報告するときは、相手の立場によっても適切なタイミングを選ぶ必要があります。
直属の上司への報告は、産婦人科で妊娠の診断を受けたらするようにしましょう。妊娠初期につわりがひどく、急に仕事を休むことがあれば、上司が調整を行わなければなりません。
上司への妊娠報告をすれば、部署や仕事内容の転換など、妊婦さんの体調に配慮した対応を取ってもらうことができます。また産後も同じ職場で働き続けたい人は、妊娠中に復帰後の仕事についても話しておくとよいでしょう。
職場の同僚への報告は、安定期に入ってから行うのがおすすめです。ただ、妊娠による体調の変化によって仕事に影響が出ているときは、上司と相談した後に報告するのもよいかもしれません。
職場に親しい友人がいる場合でも、先に上司への妊娠報告をしてから伝えるようにしましょう。
人事部への妊娠報告は、妊婦さん本人ではなく、直属の上司が行うのが一般的です。ただ、産前産後休業、育児休暇のように、妊娠中や出産後の労働に関しては、職場と手続きが必要なものもあります。自分と関わる制度について確認し、人事部の人と話し合いをしましょう。
友人や親戚が遠方に住んでいる場合、妊娠報告をメールですることになります。普段からやり取りのある友人に報告するのであれば、いつもと同じように会話形式で伝えることができます。
親戚など目上の人に妊娠報告する場合、関係性によっては改まった文章を記載する必要があります。具体的なメールの例文は次のとおりです。
お久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか? 私事ですが、この度妊娠をいたしました。しばらく体調が悪く、ご連絡が遅れて申し訳ありません。 出産予定は○月です。無事出産しましたら、ご報告させていただきます。皆さんもお体に気をつけてお過ごしください。 |
夫や両親など、近い間柄の家族に対しては、サプライズで妊娠報告をすることができます。サプライズといっても大がかりなものではなく、使用した妊娠検査薬や医療機関で受け取ったエコー写真の画像を使用することが多いようです。先輩ママが行った妊娠報告のサプライズ例について紹介します。
使用済みの妊娠検査薬を使う場合は、夫やパートナーなどごく親しい相手にとどめ、両親や義両親のサプライズには使わない方がよいでしょう。妊娠検査薬は尿がかかっているため、両親や義両親の妊娠報告で使うのには適しているとはいえません。両親や義両親にサプライズで妊娠を伝えるときは、エコー写真などを使うとよいでしょう。
サプライズで妊娠を伝える際、事前に相手の理解度を把握することが大切です。例えば、相手が妊娠検査薬の判定結果の見方を良く分かっていない場合、せっかくサプライズをしても反応が薄いという結果になりかねません。「よいパパになってね」など、妊娠や赤ちゃんの誕生をほのめかすメッセージを添えると相手が理解しやすくなります。
妊娠報告のサプライズが成功すれば、妊婦さんや家族にとっても素敵な思い出になります。スマホ撮影をセットしておくなど、前持って準備しておくのもよいでしょう。
妊娠報告をするタイミングは、相手や交友関係の度合いによっても異なります。相手の立場や関係に合わせて、適切なタイミングで妊娠を伝えるようにしましょう。
また妊娠報告は、報告受ける相手にとっても嬉しいものです。大がかりではなくてもよいので、サプライズしてみるのもおすすめです。妊婦さんにとって大切な報告をして、素敵な思い出にしましょう。
参考:
妊娠の経過
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