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子育てのコツ

【何ヶ月目から?】赤ちゃんのお座りが始まる時期はいつ?注意点も紹介

「赤ちゃんがお座りをできるようになるのは、いつから?」
「赤ちゃんがお座りをしてくれないけど、大丈夫?」

と気になっている人もいるでしょう。

そこでこの記事では、赤ちゃんのお座りが生後何ヶ月目から始まることが多いのかについて解説していきます。また、赤ちゃんがお座りをするために練習が必要なのか、赤ちゃんのお座りに関する注意点も合わせてお伝えしていきます。

赤ちゃんのお座りについて正しく知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

なお、現在妊娠していて、お腹の中にいる赤ちゃんに先天的な疾患がないか不安に感じている人は、出生前診断を受けてみるのも選択肢の一つです。

出生前診断については、「出生前診断にはどんな種類があるの?」でチェックできます。

赤ちゃんのお座りは何ヶ月目から始まる?

赤ちゃんが支えなしで自分だけで座れる状態を「お座りができた」と呼びます。

赤ちゃんは生後6ヶ月から8ヶ月頃でママやパパの支えがあると、できるようになるとされています。また、生後8~9ヶ月くらいで両手を床に着いて、背中を丸めながら少しの間お座りができるようになります。そして、生後9~10ヶ月で手を着かなくても長時間お座りができるようになるでしょう。

厚生労働省がおこなった「乳幼児身体発育調査 平成22年度」によると、1分間支えなしで座っていられる赤ちゃんの割合は、以下のとおりです。

1分間支えなしで座っていられる赤ちゃんの割合
生後4~5ヶ月 0.5%
生後5~6ヶ月 7.7%
生後6~7ヶ月 33.6%
生後7~8ヶ月 68.1%
生後8~9ヶ月 86.3%
生後10~11ヶ月 97.5%
生後11~12ヶ月 98.1%
生後1年0ヶ月~1年1ヶ月未満 99.6%

早い赤ちゃんと遅い赤ちゃんで、数ヶ月の期間の開きがあることがわかります。そのため、焦らずに、赤ちゃんの成長を見守ることが大切です。

なお、赤ちゃんがベビーチェア、ママやパパなどの支えなしで自分だけで座れる状態を、「腰据わり」「腰が据わった」と呼びます。

赤ちゃんのお座りができる前兆は?

「赤ちゃんのお座りができる前兆には、どんなことがあるの?」と疑問に思っている人もいるでしょう。

具体的に、お座りができるようになる前に以下の行動をとるようになります。

  • 寝返り
  • ずりばい

それぞれ解説していきます。

寝返り

寝返りができるようになると、足腰や背骨がしっかりしてきた証拠です。寝返りができるようになったら、次はお座りができるようになります。

ずりばい

ずりばいとは赤ちゃんが下半身を床につけたまま移動する動作です。

そのため、寝返りやずりばいを始めた赤ちゃんは、お座りを始める日が近いといえます。

赤ちゃんのお座りができるか確認する方法

「赤ちゃんがお座りできるか確認する方法はあるの?」と疑問に思うかもしれません。

確認する方法は簡単です。赤ちゃんを床に座らせてみましょう。赤ちゃんが両手を床についてお座りの姿勢を取れるか確認します。ただし、赤ちゃんが頭を打たないように、すぐに支えられるようにしておくと安心です。

赤ちゃんが一人で座れない時期は、ママやパパが腰を支えてあげましょう。日が経てば、ママやパパが腰を支えなくても一人で座れるようになります。

赤ちゃんのお座りが早いのは問題?

中には、6ヶ月より前にお座りを始める赤ちゃんもいます。

出産予定日どおりに生まれてきた赤ちゃんは、ママのお腹でしっかりと成長してきたため、4ヶ月や5ヶ月でお座りを始めるかもしれません。

赤ちゃんの成長速度には個人差があるため、早くお座りを始めても問題はないでしょう。ただし、赤ちゃんを無理に座らせるのは、赤ちゃんの身体に負担がかかるため、避けましょう。

赤ちゃんの首が据わっていれば、問題はありません。しかし、首が据わる前は無理をさせずに寝かせるようにしましょう。

赤ちゃんの首据わりについては以下の記事で詳しく解説しているため、参考にしてください。

赤ちゃんの首が据わる時期はいつ?確認方法や覚えておきたい注意点を紹介生まれたばかりの赤ちゃんは、自分の頭の重さを支えることができず、不安定な状態です。 その後、筋肉が発達すると、赤ちゃんは支えがなく...

赤ちゃんのお座りが遅いのは問題?

生後6ヶ月を過ぎてもお座りをしない赤ちゃんもいるかもしれません。

しかし、赤ちゃんの成長には個人差があるため、8ヶ月が終わる頃までは待ってみてもいいでしょう。

次で紹介する練習方法で赤ちゃんの筋肉を鍛えれば、お座りがしやすくなります。

また、お座りができる他の赤ちゃんと遊ばせることで、お座りができるようになることもあります。これは、赤ちゃんがお座りに関心を持つからでしょう。

ただし、8ヶ月を過ぎてもお座りをしない場合は、病気の可能性も考えられます。筋肉や脳の病気の恐れもあるため、一度医師に診てもらいましょう。

赤ちゃんのお座りには練習が必要?

赤ちゃんがお座りできるようになるには、練習が必要なのでしょうか?結論からお伝えすると、無理に練習する必要はありません。

練習しなくても、赤ちゃんは多くの場合、自然にお座りができるようになるからです。

最初は短時間しか座れなくても、時間が経つにつれて、腹筋や背筋が鍛えられて、長く座れるようになっていきます。

ですが、「早く座れるようになってほしい」というママやパパのために、お座りの練習方法をお伝えします。お座りの練習は首が据わっている状態で始めるのが安全です。

  • うつ伏せ遊び、寝返りやずりばいで筋肉を鍛える
  • 座る姿勢に慣れさせる

くれぐれも焦らずに、長時間の練習はおこなわないようにしましょう。赤ちゃんが泣いたり、嫌そうな顔をしたりしたら、練習は終了です。

うつ伏せ遊び、寝返りやずりばいで筋肉を鍛える

うつ伏せ遊びをすることで、赤ちゃんの筋肉を鍛えられます。

赤ちゃんをうつ伏せにして、届きそうで届かない場所におもちゃを置いて赤ちゃんが運動するようにしましょう。

1回あたり10秒~3分くらいでおこない、赤ちゃんが慣れてきたら、時間や頻度を増やします。うつ伏せ遊び中、赤ちゃんが頭や胸を持ち上げている場合は、クッションを挟んであげてもいいでしょう。

また、うつ伏せ遊び中に、両手を床に着いて座り始める場合もあります。

うつ伏せ遊びは、筋肉が未発達の赤ちゃんには負担がかかるため、くれぐれも無理は避けましょう。また、うつ伏せ遊びをする際には、赤ちゃんが埋もれないように、布団を避けて床の上でおこないましょう。

また、寝返りやずりばいをおこなうことも有効です。

音の出るおもちゃを使って、赤ちゃんが寝返りやずりばいをするようにしましょう。

寝返りやずりばいを繰り返すことで、赤ちゃんの筋肉が鍛えられます。ただし、やりすぎると赤ちゃんが疲れてしまうため、無理は禁物です。

座る姿勢に慣れさせる

赤ちゃんの首が据わっているなら、ママやパパが抱っこして膝の上に座らせてみましょう。

または、ママやパパの足の間に赤ちゃんを座らせて身体をしっかり支えて、サポートしてあげましょう。

赤ちゃんが座ることに慣れやすくなります。ただし、赤ちゃんが泣いたり、苦しそうな顔をしたりしたら、すぐにやめましょう。

赤ちゃんのお座りの注意点

赤ちゃんのお座りの注意点は、以下のとおりです。

  • 無理に早く座らせない
  • 身の回りの安全を確保しておく
  • 練習中は目を離さないようにする

赤ちゃんの身を守るのに大切であるため、覚えておきましょう。

無理に早く座らせない

「生後〇ヶ月だからもうお座りはできるはず」と考えて無理に早く座らせてしまうと、赤ちゃんにストレスを感じさせてしまう恐れがあります。

「赤ちゃんが泣かないから大丈夫」と思ってベビーチェアに無理に座らせると、赤ちゃんがストレスを感じる恐れがあります。ベビーチェアに頼ることで、赤ちゃんのバランス感覚が育ちにくくなるかもしれません。

ベビーチェアを使う場合は、赤ちゃんの様子を観察して、短時間の利用に留めておくとよいでしょう。

特に、首やまだ据わっていない赤ちゃんを無理に座らせようとすると赤ちゃんに負担がかかりやすくなります。背中の筋肉が硬くなったり、姿勢が悪くなったりする恐れもあります。

身の回りの安全を確保しておく

赤ちゃんがお座りができるようになると、両手でいろいろな物をつかめるようになります。

お座りができるようになった赤ちゃんは、寝ている状態に比べて視野が広くなっているため、広い範囲を見ることができるようになっています。

タバコ、電池や先が尖ったものなど、危険なものは赤ちゃんの手が触れないように片づけておくことをおすすめします。

赤ちゃんが興味を持ったものを口に入れてしゃぶることもあるため、誤飲には気をつけましょう。

また、赤ちゃんがお座りをし始めのときは、バランスを崩して倒れてしまうこともあります。赤ちゃんは受け身が取れないため、床にマットを敷いておくと安全です。

また、机の角などに頭を打ってケガをしないように、クッションテープを貼っておくとよいでしょう。

赤ちゃんが成長すると、倒れそうになっても手を着けるようになるため、手を着けるようになるまでは安全には特に配慮しましょう。

目を離さないようにする

「赤ちゃんが座っているから大丈夫」と安心せずに、練習中は赤ちゃんからくれぐれも目を離さないようにしましょう。

赤ちゃんはまだ座ることに慣れていないため、コロンと倒れたり、泣き出したりする恐れがあるからです。

お座りの練習をしている間は、他のことをせずに、赤ちゃんに目を向けてあげることが大切です。

成長には個人差があると覚えておいて、温かく見守りましょう。

赤ちゃんのお座りとハイハイはどちらが先にできる?

「お座りとハイハイはどちらが先にできるようになるの?」と思う人もいるでしょう。

一般的に、赤ちゃんはお座りが先にできるようになります。

生後6ヶ月から8ヶ月頃、ハイハイができるようになるのは生後7ヶ月から10ヶ月頃です。ハイハイよりもお座りが先にできるようになります。

お座りができるようになったら、ハイハイが始まる前兆といえます。

ただし、赤ちゃんによっては、お座りよりも先に、ハイハイができるようになる子もいます。しかし、お座りとハイハイの順序が逆になっても、大きな問題はないとされています。

なお、早い時期にお座りをさせてしまうと、ハイハイをせずにお尻を付けて移動する「シャフリングベビー」になる恐れがあります。シャフリングベビーになると、歩き始めるのが遅くなってしまう恐れがあるため、注意が必要です。

赤ちゃんのお座りをサポートする商品

赤ちゃんがお座りをしやすくなる商品があります。

たとえば、赤ちゃんを座らせることができるバウンサーは赤ちゃんのお座りの練習にも使えます。赤ちゃんの身体をしっかりと支えてくれるため、ベビーチェアよりも負担が少ないです。

他にもお座りの練習用のソファーを使うと、お座りの姿勢を覚えやすくなるでしょう。

ベビーチェアを使うことで、正しいお座りの姿勢を学べます。ただし、どの商品も赤ちゃんが嫌がっていないかどうか確認することが大切です。「静かにしているから大丈夫」と思っていても、赤ちゃんの首や腰に負担がかかっている場合があるからです。

これらの商品に座らせたら、赤ちゃんの表情を観察するようにしましょう。

また、あくまでもお座りをサポートする商品であるため、頼りすぎずに、赤ちゃんが自分の力だけで座れるようにチャレンジさせるのも大切です。

まとめ:赤ちゃんのお座りについて覚えておきましょう

赤ちゃんがお座りをできるようになる時期には個人差があります。

生後6ヶ月~8ヶ月頃でママやパパの支えがあると、お座りができるようになるとされています。生後8~9ヶ月くらいで両手を床に着いて、少しの間お座りができるようになります。

そして、生後9~10ヶ月で手を着かなくても長時間お座りができるようになるでしょう。

1分間支えなしで座っていられる赤ちゃんの割合は、以下のとおりです。

1分間支えなしで座っていられる赤ちゃんの割合
生後4~5ヶ月 0.5%
生後5~6ヶ月 7.7%
生後6~7ヶ月 33.6%
生後7~8ヶ月 68.1%
生後8~9ヶ月 86.3%
生後10~11ヶ月 97.5%
生後11~12ヶ月 98.1%
生後1年0ヶ月~1年1ヶ月未満 99.6%

ただし、上記は目安のため、焦りすぎないことが大切です。

また、赤ちゃんのお座りに関する注意点も覚えておきましょう。

  • 無理に早く座らせない
  • 身の回りの安全を確保しておく
  • 練習時は目を離さないようにする

赤ちゃんがお座りができるようになるまで、あたたかく見守りましょう。

なお、DNA先端医療株式会社では、妊婦さんの血液から赤ちゃんの先天的な疾患がわかる新型出生前診断(NIPT)の予約を受け付けています。

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