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子育てのコツ

赤ちゃんが歩く時期はいつ?早い・遅いときは?練習方法や注意点を紹介!

赤ちゃんが初めて歩き始める瞬間は、親にとって忘れられない感動的な一瞬です。

ただし、赤ちゃんによって歩き始める時期には個人差があります。では、赤ちゃんが歩く前に見せる前兆とは何でしょうか?

また、歩き始めが早い場合や遅い場合にはどのような点に注意すればいいのでしょうか?

歩き始めるための練習方法や、歩き始めたばかりの赤ちゃんを取り巻く環境についての注意点も重要です。

歩き始めるこの大切な期間をサポートするためのヒントを、この記事で詳しく紹介します。赤ちゃんの大きな成長の一歩を、ママやパパは一緒に支えましょう。

なお、現在妊娠していて、お腹の中にいる赤ちゃんに先天的な疾患がないか不安に感じている人は、出生前診断を受けてみるのも選択肢の一つです。

出生前診断については、「出生前診断にはどんな種類があるの?」でチェックできます。

赤ちゃんが歩く時期はいつ?1歳前後が多い

赤ちゃんが一人で歩き始める時期は個人差が大きいですが、平均すると1歳前後が多いとされています。

ただし、赤ちゃんが歩き始める時期は、個人差もとても大きく、生後8ヶ月から15ヶ月頃と開きがあります。歩き始めるには足の筋力やバランス感覚が必要ですが、この2つの成長には個人差があるからです。

そのため、歩き始めるのが早い赤ちゃんと遅い赤ちゃんがいます。早い場合や遅い場合について、次の章で解説していきます。

赤ちゃんが歩き始めるのが早い場合

赤ちゃんが特に早くから自立して歩き始める場合があります。

これは個性や成長のペースによるもので、特に心配する必要はありません。

赤ちゃんが自分から早く歩き始めたなら、それがその赤ちゃんにとって歩き始める時期なのです。ただ、「できるだけ早く歩けるようにさせよう」と、無理に早く歩かせないようにしましょう。

なお、出産予定日に生まれた赤ちゃんや出産時の体重が重かった赤ちゃんは、ママのお腹の中でしっかりと育ったため、歩き始めが早くなるかもしれません。

好奇心旺盛の赤ちゃんは早く歩き出しやすいです。

「早く歩かせすぎるとO脚になる」と言われることもありますが、生まれたときのO脚は成長と共に改善される場合が多いため、心配ないとされています。

赤ちゃんが歩き始めるのが遅い場合

一方で、赤ちゃんが歩き始めるのが遅い場合もあります。これもまた、個人差の一環であり、必ずしも後に続く発達に問題があるわけではありません。

出産予定日よりも早く生まれた場合や出産時の体重が軽かった赤ちゃんは、ママのお腹の中で成長しきっておらず、歩く時期が遅くなるかもしれません。

また、慎重な赤ちゃんは好奇心旺盛な赤ちゃんに比べると歩き始めるのが遅くなりやすい傾向があります。

しかし、歩く時期が遅くなっても、その後の生活には影響がないでしょう。

ただし、生後18ヶ月を過ぎても歩き始めない場合には、病気の恐れもあるため、専門家への相談を検討することも一つの選択肢です。

赤ちゃんが歩く前兆

赤ちゃんが歩き始める前には、いくつかの前兆が見られます。これらのサインを見逃さず、赤ちゃんの成長と発達を喜びましょう。

  • 高ばい
  • つかまり立ち
  • つたい歩き

順番に紹介します。

高ばい

高ばいは、赤ちゃんが両手と足で地面を支えながらお腹を浮かせて移動する動作です。ハイハイとの違いは、地面に膝をつけない点です。

足腰の筋力やバランス感覚を発達させる役割があります。高ばいをしながら、お尻を振るようになったら、手や足の筋肉が発達している証拠といわれています。

次第につかまり立ちが始まるようになるでしょう。

つかまり立ち

つかまり立ちは、赤ちゃんが家具などに手をかけて立ち上がる動作のことを指します。この段階になると、赤ちゃんの足腰はかなり強くなり、立っている姿勢を保つ力がつくようになります。

この動作を繰り返すことで、赤ちゃんは立つことの楽しさを知り、歩くための自信をつけていきます。つかまり立ちをする頻度が高くなるほど、つたい歩きを始める日も近づいている証拠です。

また、つかまり立ちで家具から手を離そうとした場合、足の筋力がバランス感覚が発達している証拠のため、じきに一人で歩き始める可能性が高いです。

つたい歩き

つたい歩きは、赤ちゃんが壁や家具に手をついて横に歩く動作です。

これにより、赤ちゃんは歩くためのバランス感覚を養い、自分の足で体重を支える力を高めます。つたい歩きを始める時期には個人差がありますが、生後9ヶ月ごろ、早いと7ヶ月ごろから始めることもあるようです。

この段階を経ることで、赤ちゃんは一人で歩くための大切なスキルを身につけていきます。つたい歩きが上手になると、赤ちゃんは一人歩きを始める準備ができている証拠です。

足腰が鍛えられると、壁や家具につかまらなくても一人で歩けるようになります。赤ちゃんによっては、つたい歩きをせずに歩き始める子もいます。

赤ちゃんが歩き始めるための練習方法

歩行の練習をしなくても、赤ちゃんは自分で歩けるようになります。しかし、以下の練習をおこなうと赤ちゃんが歩き始めやすくなるでしょう。

  • ママやパパが手をつないで歩く
  • 手押し車や歩行器を使う
  • ペンギン遊び
  • つたい歩き中に声をかける

すべておこなう必要はないため、できそうなものから試してください。

無理をさせずに、赤ちゃんのペースを大切にしてあげましょう。

それぞれ解説していきます。

ママやパパが手をつないで歩く

赤ちゃんが歩き始めるための大きな一歩は、親が手をつないで歩くサポートをすることです。

この方法は、赤ちゃんがバランスをとる感じを理解し、不安を減らしながら歩行の感覚を身につけるのに役立ちます。手をつなぐことで、赤ちゃんは安全な状態で歩くことに自信を持つことができるでしょう。

始めはゆっくりと短い距離から始めて、赤ちゃんの慣れてきた様子を見ながら徐々に距離を伸ばしていくことが大切です。

なお、両手を持つと赤ちゃんがバランスを取れなくなる恐れがあるので、手をつなぐときは片手だけをつなぎましょう。

手押し車や歩行器を使う

手押し車や歩行器は、赤ちゃんが歩き始める際に役立つ便利なツールです。これらの道具には支えがあるため、赤ちゃんは自分で歩く力を養いながら安心して練習できます。

しかし、すべての赤ちゃんがこれらを必要とするわけではなく、個々の赤ちゃんの発達に合わせた使用が推奨されます。使用する際は、安全基準に適合した製品を選びましょう。

また、使用の際には適切な使用時間を守り、一日中ずっと手押し車や歩行器に頼ることがないように注意が必要です。手押し車や歩行器を長時間使うと、つかまり立ちやつたい歩きの時間が減り、逆に筋肉を鍛える時間が減る恐れもあります。

ペンギン遊び

ペンギン遊びは、赤ちゃんが歩くためのバランス感覚を楽しく養う遊びです。

ママやパパの両足の上に、赤ちゃんの両足を乗せて、赤ちゃんの脇を持ちながら、ママやパパが歩く遊びです。

ペンギン遊びをすることで、赤ちゃんは自然と腰を使ってバランスを取ることを学びます。

また、楽しい遊びの中で自然と多くの試行錯誤を経験でき、歩行への自信を高めることができます。赤ちゃんが転倒しないように注意しながら、ゆっくりとおこないましょう。

つたい歩き中に声をかける

つたい歩きをしている間に、ママやパパが積極的に声をかけ、励ましを与えることが重要です。たとえば、「よくできたね!」や「もう少しでこっちに来られるね!」などのポジティブな言葉をかけてください。

これにより、赤ちゃんは安心感を持って新しい試みにチャレンジしやすくなります。

ただし、つたい歩きをする際には、赤ちゃんがつかまりやすい安全な壁や家具にのみ手をかけさせるようにしてください。赤ちゃんが転んでも大丈夫なように、マットの上でおこなうのもおすすめです。

赤ちゃんが歩き始める前の注意点

赤ちゃんは突然歩き始まるようになります。赤ちゃんが安全に、そして快適に歩き始めるためには、以下の注意点があります。

  • 家の中の安全を確保する
  • 赤ちゃんに合った服や靴を選ぶ
  • 無理に歩かせようとしない
  • 赤ちゃんから長時間目を離さない

順番に解説していきます。

家の中の安全を確保する

赤ちゃんが安全に歩き始めるためには、まず家の中の安全を確保することが最優先です。家具の角にはクッションテープをつけ、床に滑りやすい物がないかを確認しましょう。また、つかまり立ちのときに、家具が倒れないようにしましょう。

テーブルクロスを赤ちゃんがつかんでしまうと、食器や飲み物が落ちて赤ちゃんがケガややけどをする原因になるため、使わないようにしましょう。

また、赤ちゃんが手を伸ばせる場所に危険な物がないように、日常的に見回りをすることが重要です。電気コードや小さな物を赤ちゃんの手の届く範囲に置かないように気をつけ、常に赤ちゃんの安全を第一に考えましょう。

赤ちゃんがドアに手を挟むと指をケガする恐れがあるため、ドアが勝手に開閉しないようにチャイルドロックを付けておくと安全です。

なお、スペースを作っていない場合、赤ちゃんが歩く練習ができないため、歩けるスペースを確保してあげるのが大切です。ジョイントマットを敷いてあげると、転倒した場合もケガを防ぎやすくなります。

なお、赤ちゃんが危ない場所に立ち入らないように、ベビーゲートを使うのも選択肢の一つです。おすすめのベビーゲートは以下の記事で詳しく解説しています。

【2022年】大事な子どもを守るベビーゲートおすすめ7選!選び方も紹介!
【2023年】大事な子どもを守るベビーゲートおすすめ7選!選び方も紹介!家のなかには赤ちゃんにとって危険な場所やものがたくさんあるでしょう。そのような危険に近づかないように、赤ちゃんを守ってくれる心強い存在「...

なお、家の外で歩く練習をする場合は、大きな石やガラスなどが落ちていないか確認してから練習するようにしましょう。

赤ちゃんに合った服や靴を選ぶ

赤ちゃんが快適に歩き始めるには、動きやすい服装と、適切な靴選びが欠かせません。

服は柔らかくて動きやすい素材のものを選び、締め付けが少ないことを確認しましょう。靴に関しては、足の成長を妨げないよう足に合ったサイズのものを選ぶことが重要です。

初めての靴選びでは、専門店での計測とアドバイスを受けることをおすすめします。赤ちゃんが歩きやすいように動きやすい靴を選びましょう。また、赤ちゃんと大人の汗腺の数は同じとされているので、通気性がよい靴がおすすめです。

なお、足裏の感覚を養うため、室内では素足で過ごす時間を持つといいでしょう。また、室内を靴下だけで歩かせると滑るため、素足がおすすめです。

無理に歩かせようとしない

子どもの成長には個人差があり、歩き始める時期もさまざまです。

無理に歩かせようとすることは、赤ちゃんと親、両方にとってストレスの原因となります。赤ちゃんが歩く準備ができているかどうかは、その子自身が最もよく知っています。

親は、赤ちゃんが安全に探索できる環境を提供し、自分のペースで成長できるようにサポートすることが大切です。歩行の兆しを見せたら、積極的に声をかけて励まし、必要なサポートをしてあげてください。

赤ちゃんから長時間目を離さない

赤ちゃんが歩き始めると、好奇心旺盛になり、家の中を動き回るようになります。この時期は、特に赤ちゃんから目を離さないように注意する必要があります。

特に、赤ちゃんが一人で歩き始めると、今まで行けなかった場所に行く場合もあります。お風呂場や階段などは、赤ちゃんが一人で足を踏み入れると事故やケガにつながるため、目を離さないようにしましょう。

家事などで忙しいかもしれませんが、赤ちゃんの様子は小まめに確認するようにしましょう。

まとめ:赤ちゃんが歩き始める時期がいつかを覚えておきましょう

赤ちゃんが歩き始める時期は個人差がありますが、一般的には1歳前後が多いです。

歩き始める前兆としては以下の行動があります。

  • 高ばい
  • つかまり立ち
  • つたい歩き

これらのサインを見せた赤ちゃんは、歩き始めに向けて準備が進んでいる証拠です。

歩き始めが早かったり遅かったりすることもありますが、そのどちらも赤ちゃんにとっては自然な発達過程です。

歩き始めるための練習方法として、次のものがあります。

  • ママやパパが手をつないで歩く
  • 手押し車や歩行器を使う
  • ペンギン遊び
  • つたい歩き中に声をかける

赤ちゃんが歩き始める前には、以下の点に注意しましょう。

  • 家の中の安全を確保する
  • 赤ちゃんに合った服や靴を選ぶ
  • 無理に歩かせようとしない
  • 赤ちゃんから長時間目を離さない

この記事を通して、赤ちゃんが歩き始める時期や注意点を理解し、赤ちゃんの大切な成長段階をサポートしましょう。赤ちゃんが何にもつかまらずに一人で歩くのを見たら、感動するかもしれません。

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