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子育てのコツ

生後7ヶ月の赤ちゃんの成長・発達の特徴!お世話のポイントや注意点を解説

「生後7ヶ月の赤ちゃんの成長や発達はどのくらい?」
「生後7ヶ月の赤ちゃんにした方がいいことは?」

と疑問に思っている人もいるでしょう。

この記事では、生後7ヶ月の赤ちゃんの成長や発達の特徴とお世話のポイントについてお話します。

ただし、赤ちゃんの成長スピードには個人差が大きいため、目安として考えるのがおすすめです。

生後7ヶ月の赤ちゃんがいるママやパパは、ぜひ参考にしてください。

なお、現在妊娠していて、お腹の中にいる赤ちゃんに先天的な疾患がないか不安に感じている人は、出生前診断を受けてみるのも選択肢の一つです。

出生前診断については、「出生前診断にはどんな種類があるの?」でチェックできます。

生後7ヶ月の赤ちゃんの発達の特徴

生後7ヶ月の赤ちゃんの発達の特徴は、以下のとおりです。

  • おすわりが安定する
  • 手がどんどん器用になる
  • ずりばいをする
  • ハイハイをする
  • 夜泣きをする
  • 人見知りをする

それぞれ順番に解説していきます。

おすわりが安定する

床に手をついておすわりをしていたり、数秒のおすわりしかできなかったりした赤ちゃんでも、徐々におすわりが安定します。

床に手をつかずにおすわりをしたり、長時間おすわりをしたりできるようになります。

おすわりのまま、遊ぶことも増えます。おすわりが安定したら、両手を使っておもちゃで遊ぶようになります。

なお、「なかなかおすわりを始めない」という人は、こちらの記事を参考にしてください。

【何ヶ月目から?】赤ちゃんのお座りが始まる時期はいつ?注意点も紹介「赤ちゃんがお座りをできるようになるのは、いつから?」 「赤ちゃんがお座りをしてくれないけど、大丈夫?」 と気になっている人もい...

手がどんどん器用になる

おすわりができるようになり、両手が自由に使えるようになると、手先もどんどん器用になります。

今までは両手で持っていたおもちゃも片手で持てるようになったり、右手から左手に持ち替えたりできます。また、指も細かく動かせるようになり、おもちゃやティッシュをつまめるようになります。

おもちゃを自分の手で取れないと不機嫌になる赤ちゃんも出てくるでしょう。

ずりばいをする

赤ちゃんは下半身で移動するずりばいを始めます。ずりばいはハイハイの前段階とされています。

ずりばいができるようになると、赤ちゃんは興味があるものまで、自分で移動するようになります。

もしもずりばいをしない場合、以下の記事を参考にしてください。

ずりばいの練習は必要?いつから始める?何ヶ月が目安?前兆も解説ハイハイの前段階として、赤ちゃんがするずりばい。赤ちゃんがお腹を床にくっつけながら、床を這うように移動する動きです。 体を引きずる...

ハイハイをする

ずりばいができるようになると、ハイハイを始めます。ただし、中にはずりばいをせずにハイハイから始める赤ちゃんもいます。

ハイハイは、以下の記事で詳しく解説しています。

赤ちゃんがハイハイする時期はいつ?練習方法と注意点を紹介赤ちゃんの成長過程において、ハイハイの運動は大切です。ハイハイで体力や筋力、骨格の発達を促すことができ、次のつかまり立ちなどの動きにつな...

夜泣きをする

生後7ヶ月の赤ちゃんの平均睡眠時間は12~16時間ですが、夜泣きをする赤ちゃんもいます。

夜泣きをする原因は明確にはわかっていません。一説には、日中にたくさんの刺激を受け取るためと言われています。

しかし、規則正しい生活をすると夜泣きの頻度を減らせます。起床時間や入眠時間、お昼寝の時間を固定しましょう。また、雨音やホワイトノイズの音を聞かせるとリラックスできる場合があります。

夜泣きは大変ですが、健康な赤ちゃんでも起きるものなので、パパとママが協力して対応しましょう。パパとママで夜泣きの担当を日ごとに決めておくと、担当ではない日は睡眠時間を確保しやすくなります。

人見知りをする

赤ちゃんによっては、人見知りが始まります。理由は、人を覚える記憶力が発達し、ママやパパとそれ以外の人を見分けられるようになるからです。

赤ちゃんによっては人見知りをしなかったり、男性や女性のどちらかだけを見知りをしたりする場合があります。

初めて会う人に抱っこされると泣いてしまうかもしれません。

生後7ヶ月の赤ちゃんの身長・体重

厚生労働省が平成22年に発表した「乳幼児身体発育調査」によると赤ちゃんの男女別の身長・体重は、以下のとおりです。

生後7ヶ月の赤ちゃんの身長・体重の目安
身長 体重
女の子 63.1~71.9cm 6.3~9.4kg
男の子 65.0~73.6ccm 6.7~9.9kg

上でもお伝えしましたが、成長スピードには個人差があるため、あくまでも目安です。

生後すぐ~生後3ヶ月の赤ちゃんは、育ちがよく「1日20~30gくらい」のペースで体重がどんどん増えてきます。対して、生後6ヶ月~生後12ヶ月の赤ちゃんは体重増加がゆるやかになり「1日10gくらい」のペースになります。

生後7ヶ月の赤ちゃんの食事の変化

離乳食に慣れた赤ちゃんなら、1日2回の離乳食を与えてあげましょう。

離乳食を与えた後は、好きなだけ母乳やミルクを飲ませてあげましょう。

離乳食はどろどろの液体状のものから始めて、離乳食を開始して2ヶ月くらい経つなら、離乳食は舌で潰せるくらいのやわらかさにしてみてください。

たんぱく質が摂取できるように豆腐、乳製品、肉や魚を与えてきましょう。また、野菜も加えることをおすすめします。

また、基本的には薄味ですが、だし、醤油や味噌などの調味料を使って味に変化をつけましょう。

卵はアレルギーが出やすいため、まずは黄身だけを食べさせて、問題がなければ白身を食べさせてあげましょう。

ただし、はちみつはボツリヌス菌によって、幼児ボツリヌス症が起こる恐れがあるため、満1歳まで与えないようにします。

なお、離乳食をあげるときは、赤ちゃんが食べやすいようにゆっくりとあげましょう。しっかりと飲み込んでから、ひとさじずつ食べさせてあげてください。

生後7ヶ月の赤ちゃんのお口の変化

乳歯が生えてくる赤ちゃんが増えてきます。

乳歯はエナメル質がやわらかく、虫歯になりやすいです。虫歯が増えると、口の中の環境が悪くなり、将来生えてくる永久歯も虫歯になりやすくなります。

そのため、歯磨きをしましょう。

なお、赤ちゃんに歯ブラシを持たせると喉の奥を突いてしまう心配があるため、パパやママが見守ってあげましょう。

なお、磨き残しがあるかもしれないため、パパやママが磨いてあげるのもおすすめです。

基本的には、上下の前歯から生えてきますが、もしも奥歯が先に生えてきた場合は、歯医者さんに相談しましょう。

産後7ヶ月のママの状態とおすすめの過ごし方

産後7~8ヶ月のママは生理が再開する人が多いです。生理中は赤ちゃんをお風呂に入れるのが大変になるため、パパに協力してもらいましょう。

出産前の体重に戻したい場合、ジョギングやヨガなど運動を取り入れるのがおすすめです。運動をすれば、ストレス解消にもつながり気持ちをリフレッシュできます。また、無理のない範囲でウェイトトレーニングをおこなうと、体重だけでなく、体型も出産前に戻しやすくなります。

なお、人によっては育児を優先してトイレになかなかいけず、便秘になる人もいます。水分や食物繊維をとって、便秘の改善をして、トイレには行く習慣をつけましょう。

育児は常に気を遣うため、時には赤ちゃんをパパに任せて、温かいお茶を飲んだり、自分の好きなことをしたりリラックスする時間を作るのもおすすめです。

毎日忙しいママは、赤ちゃんを大切にするためにも自分を大切にしてあげてください。

生後7ヶ月の赤ちゃんのお世話のポイント

「生後7ヶ月の赤ちゃんにしておいた方がいいことはあるの?」と思っている人もいるでしょう。生後7ヶ月の赤ちゃんのお世話のポイントは以下のとおりです。

  • 生後7ヶ月にあったおもちゃを選ぶ
  • 赤ちゃんとたっぷり遊ぶ
  • 7ヶ月診断を受ける

それぞれ解説していきます。

生後7ヶ月にあったおもちゃを選ぶ

長時間おすわりができるようになるため、座りながら遊べるようになります。

赤ちゃんがなめても問題のない安全な素材でできているものを選びましょう。

また、おもちゃで床やテーブルを叩く場合もあるため、おもちゃは幼児用の壊れにくいものを選ぶのが賢明です。刺激を与えられるように、音が出るおもちゃやカラフルなおもちゃを選びましょう。

指先を使う知育玩具を与えてもいいでしょう。指先を使うおもちゃなら、指の器用さを表す「巧緻性(こうちせい)」という能力を伸ばしやすくなります。

赤ちゃんとたっぷり遊ぶ

生後7ヶ月の赤ちゃんは好奇心旺盛でとにかく元気です。

紫外線対策をしてベビーカーでお散歩したり、おもちゃで遊んであげたりしましょう。また、家の中にスペースを作ってずりばいやハイハイができるようにしてあげましょう。

なお、赤ちゃんは体温が高いため、大人よりも1枚少なめの服装でも大丈夫です。遊ぶために、動きやすい服装にしてあげましょう。

たっぷりと遊ぶことで、赤ちゃんの筋肉が鍛えられて、夜もぐっすりと眠りやすくなります。

「よくできたね」「どうぞ」と積極的に話しかけてあげると、赤ちゃんの言語能力の発達にもつながります。

7ヶ月診断を受ける

赤ちゃんの成長状況を把握するために7ヶ月診断を受けるようにしましょう。

身長体重の測定や予防接種の摂取状況やケガや病気の有無の確認をおこないます。

また、医師や栄養士などの専門家への相談も可能です。

7ヶ月診断は追加の検査や薬の処方がなければ、一般的には無料のところが多いです。

お住まいの自治体の窓口に確認してみましょう。

生後7ヶ月の赤ちゃんの注意点

生後7ヶ月の赤ちゃんの注意点は、以下のとおりです。

  • 誤飲に注意する
  • 転倒に注意する
  • 赤ちゃんの活動範囲の安全を確保する
  • 離乳食の後の様子を気をつける
  • 人混みを避ける

順番に解説していきます。

誤飲に注意する

いろいろなものを口に入れたり、舐めたりします。そのため、誤飲に注意しましょう。

タバコや硬貨や薬など細かいものは赤ちゃんの手に触れないよう管理するようにします。たま、おもちゃも小さいパーツが使われていないものを選ぶとより安全です。

万が一、赤ちゃんが誤飲をした場合は、すぐに救急安心センター 「#7119」に電話しましょう。

転倒に注意する

おすわりを始める赤ちゃんはいますが、後ろに転倒する恐れがあります。

勢いよく床に頭をうつ恐れがあります。おすわりはマットの上でおこなったり、おすわりしているときは後ろにクッションや枕をおくのがおすすめです。

おすわりをしてても赤ちゃんから長時間目を離さないようにしましょう。

赤ちゃんの活動範囲の安全を確保する

ずりばいやハイハイをする赤ちゃんは行動範囲が広がります。そのため、赤ちゃんの活動範囲の安全を確保しましょう。

家具が倒れないように固定したり、机の角にクッションテープをはったりしましょう。

ずりばいやハイハイを始めている場合、階段付近や玄関など段差がある場所からの転落に注意が必要です。

赤ちゃんが安全な場所だけで過ごせるようにするベビーサークルを使えば、赤ちゃんに安全な環境を提供してもいいでしょう。

おすすめのベビーサークルは以下の記事で解説しています。

【2022年】ベビーサークルおすすめ9選!覚えておきたい正しい選び方!
【2023年】ベビーサークルおすすめ9選!覚えておきたい正しい選び方赤ちゃんが一人で動くようになってから活躍するのがベビーサークルです。 ベビーサークルがあれば、赤ちゃんが家の中で動き回るのを防げる...

離乳食の後の様子を気をつける

赤ちゃんによっては、離乳食に含まれている食材が原因でアレルギーを起こす場合もあります。まずは、アレルギーが心配な人は、少量の食材を与えてみて、反応を見てみましょう。

アレルギーがなくても下痢や発熱を起こすこともあります。また、うんちの色が「黒、赤、白」の場合は、病気の恐れがあります。

離乳食を食べた後に様子がおかしい場合は、すぐに医師に相談しましょう。

人混みを避ける

生まれたばかりの赤ちゃんは、免疫力が強いです。

しかし、生後5ヶ月あたりから免疫力が弱まってくるため、風邪を引きやすくなります。

できる限り人混みを避けて行動するようにしましょう。

まとめ:生後7ヶ月の赤ちゃんと楽しく過ごしましょう

お伝えしたように、生後7ヶ月の赤ちゃんの発達発育の特徴は、次のとおりです。

  • おすわりが安定する
  • 手がどんどん器用になる
  • ずりばいをする
  • ハイハイをする
  • 夜泣きをする
  • 人見知りをする

ただし、上記は目安なので、焦りすぎないようにしましょう。

また、以下の点にも注意した方がいいです。

  • 誤飲に注意する
  • 転落に注意する
  • 赤ちゃんの活動範囲の安全を確保する
  • 離乳食の後の様子を気をつける
  • 人混みを避ける

生後7ヶ月になると育児にも慣れてきて、睡眠時間も確保しやすくなります。

生後7ヶ月の赤ちゃんと楽しく過ごしましょう。

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