「使いやすい授乳クッションが欲しい」
「どんな授乳クッションが人気なの?」
そんな風に考えているあなたへ。
1日に何度も授乳をすると、体に負担を感じやすくなるママも少なくありません。
そんなときは、快適な授乳をサポートしてくれる授乳クッションがあると、ママの負担がグンと減り、授乳タイムがとてもラクになります。
そこでこの記事では、失敗しない授乳クッションの選び方や、おすすめの授乳クッション9選を紹介します。
「授乳クッションはいつまで使える?」「いつ購入するべき?」といった質問にも答えていくので、ぜひ参考にしてください。
授乳クッションの失敗しない選び方
授乳クッション選びに失敗しないためのポイントは、主に次の5つです。
- 用途に合ったタイプを選ぶ
- 体にフィットしやすいものを選ぶ
- 厚みや硬さをチェックする
- 洗濯しやすいものを選ぶ
- 素材をチェックする
それぞれの項目について、さらに詳しく見ていきましょう。
用途に合ったタイプを選ぶ
授乳クッションは、スタンダードなU字型のほか、抱き枕と兼用の三日月型、コンパクトで持ち運びにも便利なアームタイプなど、さまざまな種類があります。
「買ってよかった」と思える理想の授乳クッションに出会うためには、用途に合ったタイプを選ぶことが大切です。
U字型タイプ
定番の「U字型タイプ」の授乳クッションは、授乳のしやすさに特化したものが多く、初心者でも安定して使いやすいのが特徴です。
座った状態でU字の空いている部分をお腹にはめて装着し、赤ちゃんをクッションの上に横向きに寝かせて使います。
使いたいときにサッと片手で装着して使えるので、お腹が空いて泣いている赤ちゃんを待たせることなく、比較的スムーズに授乳できるのが大きな魅力です。
三日月型タイプ
「三日月型タイプ」は、どちらかというと抱き枕としての用途がメインで、変形させると授乳クッションとしても使える仕組みになっています。
授乳クッションとして使う際には、三日月型(抱き枕)の状態から、クッションの両端にあるスナップやタッセルを繋いでドーナツ型に変形させてから使います。
授乳クッションとしての役割が終わっても、抱き枕や赤ちゃん用のお座りサポートクッションとしても使用できるため、長く使えるのがメリットです。
アームタイプ
筒状のクッションを腕に通して、その上に赤ちゃんの頭を乗せて使う「アームタイプ」は、軽量かつコンパクトなのが魅力。
置き場所を選ばず、持ち運びにも便利なので、帰省やお出かけ用のセカンド授乳クッションとしてもおすすめです。
体にフィットしやすいものを選ぶ
授乳クッションとママの間に隙間ができると、その隙間に赤ちゃんが落ちてしまうことがあるので、体にフィットしやすいものを選ぶようにしましょう。
特に抱きまくら兼用タイプの授乳クッションは、空洞の面積が広くなりやすく、隙間ができやすいものもあるため、お腹周りがスリムなママは注意が必要です。
厚みや硬さをチェックする
使いやすい授乳クッションを選ぶためには、クッション本体の厚みや硬さのチェックも欠かせません。
なぜかと言うと、しっかりとした厚みがあり、膝に置いたときにある程度高さが出るクッションのほうが、赤ちゃんの口元とママのおっぱいの位置が合いやすく、授乳しやすいからです。
また、クッションが柔らかすぎると、赤ちゃんが沈み込んでしまうため正しい姿勢での授乳が難しく、短期間でへたりやすいというデメリットもあります。
そのため、授乳クッションはなるべく中身が高密度で厚みがあり、ある程度硬さやハリがあるものを選ぶようにしましょう。
洗濯しやすいものを選ぶ
授乳クッションは、赤ちゃんの吐き戻しや汗などで汚れることが多いので、洗濯しやすいものを選ぶのがおすすめです。
カバーの取り外しがサッと簡単にでき、自宅の洗濯機で丸洗いできるタイプだと、日々のお手入れが断然ラクになります。
また、カバーだけでなく、クッション本体も洗えるタイプだと、さらに安心感が高まります。
素材をチェックする
安心して使える授乳クッションを選ぶためには、赤ちゃんの肌に直接触れるカバーがどんな素材でできているのか、チェックすることも欠かせません。
肌当たりが優しく、吸水性や通気性の良いコットン、ガーゼ、パイル地などの素材を選ぶと、赤ちゃんが快適に過ごせるのでおすすめです。
また、中材は綿やウレタンが主流ですが、浮き輪のように空気で膨らませて使うタイプもあるため、用途に合わせて選ぶようにしましょう。
授乳クッションのおすすめ9選
へたりにくく使いやすい、おすすめの授乳クッション9選を紹介します。
- エアリコ(airrico)助産院の授乳クッション
- エルゴベビー(Ergobaby)ナチュラルカーブ・ナーシングピロー
- マーナ(marna)らくらくクッションワッフル
- 赤ちゃんの城 授乳クッション トーイズ
- トコちゃんベルトの青葉 ベビハグ 授乳用クッション
- マイブレストフレンド(My Brest Friend)授乳クッション
- サンデシカ(sandesica)妊婦さんのための洗える抱き枕
- ディモワ(10mois)授乳クッション エアプッション
- ボーネルンド(BorneLund) 授乳アームクッション
それぞれの特徴やおすすめポイントについて、順番に見ていきましょう。
1.エアリコ(airrico)助産院の授乳クッション
引用元:エアリコ公式ブランドサイト
母乳ケアに20年以上携わってきたベテラン助産師が監修した、エアリコの「助産院の授乳クッション」。
適度な硬さと厚みがあり、赤ちゃんが沈み込まないため、背筋を伸ばした正しい姿勢で授乳できるのが魅力です。
また、長時間使ってもへたりにくいのも嬉しいポイント。万が一へたれてしまっても、180日以内であれば新品のクッションと交換できる「180日へたり保証」が付いているので安心です。
価格 | 10,978円(税込) |
サイズ | 約47×60×20cm |
素材 | 【カバー】綿100% 【本体】表地・中綿:ポリエステル100% |
洗い方 | カバーは取り外して洗濯可能 |
2.エルゴベビー(Ergobaby)ナチュラルカーブ・ナーシングピロー
高密度で硬めのウレタンクッションを使用した、エルゴベビーの「ナチュラルカーブ・ナーシングピロー」。
クッションに傾斜が付いているため、赤ちゃんとママの体が自然に密着しやすく、安定した姿勢で授乳しやすいのが特徴です。
赤ちゃんの頭が胃より高い位置にキープでき、自然な消化が促されるよう設計されているので、吐き戻し対策としてもおすすめします。
価格 | 9,900円(税込) |
サイズ | 約58×35×15cm |
素材 | 【カバー】ポプリン:綿100%、パイル:ポリエステル100% 【本体】ライナー:ポリエステル100%、フォーム材:ポリウレタン100% |
洗い方 | カバーは取り外して洗濯可能 |
3.マーナ(marna)らくらくクッションワッフル
引用元:マーナ公式ブランドサイト
日本初のU字型授乳クッションとして誕生した、マーナの「らくらくクッションワッフル」。
全国約330の相談室で母乳育児をサポートしている「桶谷式乳房管理法研鑽会」の推奨品で、多くの助産師に認められている名品です。
軽くて弾力のある中綿がパンパンに詰まったクッションは、長時間使ってもへたりにくく、赤ちゃんを適切な位置にキープしてラクに授乳が行えます。
価格 | 5,280円(税込) |
サイズ | 約55×44×15cm |
素材 | 【カバー】ポリエステル70%・綿30% 【本体】中わた・中袋:ポリエステル100% |
洗い方 | カバーは取り外して洗濯可能 |
4.赤ちゃんの城 授乳クッション トーイズ
引用元:赤ちゃんの城公式ブランドサイト
赤ちゃんの城「授乳クッション トーイズ」は、多くの産院で使われている、オーソドックスな授乳クッションです。
マチがある立体デザインで、ママの体にフィットしやすく、ラクに安定した授乳姿勢をキープできます。
厚みや硬さもしっかりあるため、赤ちゃんが沈み込みにくく、使い勝手バツグンです。
価格 | 4,290円(税込) |
サイズ | 約55×40×17cm |
素材 | 【カバー】綿100%(ブロード)
【本体】 ポリエステルわた |
洗い方 | カバーは取り外して洗濯可能 |
5.トコちゃんベルトの青葉 ベビハグ 授乳用クッション
引用元:トコちゃんベルト青葉 正規品取扱店 トコちゃんドットコム
妊娠中から産後まで使える骨盤ベルトで有名な、トコちゃんベルト青葉の「ベビハグ授乳用クッション」。
弾力性のある中綿がたっぷり詰まったクッションは、高さ約23cmの厚みがあり、小柄な赤ちゃんでもしっかりと高い位置にキープできます。
マジックテープ付きのベルトで腰回りに固定できるため、はめ込むだけのU字型クッションだとズレてしまいやすいという人には特におすすめです。
価格 | 6,380円~7,975円(税込) |
サイズ | 約50×43×23cm |
素材 | 【カバー】綿100% 【本体】表地:綿、中綿:ポリエステル100% |
洗い方 | カバーは取り外して洗濯機で丸洗い可能 本体は手で押し洗い可能 |
6.マイブレストフレンド(My Brest Friend)授乳クッション
安全性や快適性にとことんこだわった、マイブレストフレンドの授乳クッション。
クッションの表面にある2つのくぼみが、赤ちゃんの転倒を防ぎ、安定した授乳をサポートしてくれます。
授乳クッションとしては珍しく、固定用の静音性バックルや背もたれ、収納ポケットが付いているのも嬉しいポイントです。
価格 | 7,980円(税込) |
サイズ | 約58×42×14cm |
素材 | 【カバー】綿100% 【本体】ウレタンフォーム(3層の柔・硬スポンジ) |
洗い方 | カバーは取り外して洗濯可能 |
7.サンデシカ(sandesica)妊婦さんのための洗える抱き枕(授乳クッションにもなる三日月形の抱き枕)
引用元:サンデシカ公式Amazon
サンデシカの「妊婦さんのための洗える抱き枕」は、先端のスナップを留めて授乳クッションとしても使える兼用タイプ。
中材には、乾きやすくてへたりにくい「クリスター(R)ECOわた」が使用され、カバーだけでなく、クッション本体も洗濯機で丸洗いできるのが特徴です。
このクッション1つで妊娠中から産後まで便利に使えるため、コスパの良い授乳クッションを探している人には、特に向いています。
価格 | 4,261円(税込) |
サイズ | 約120×20×19cm |
素材 | 【カバー】表:綿100%、裏:綿80%、ポリエステル20% 【本体】中綿:ポリエステル100% |
洗い方 | すべて洗濯機で丸洗い可能 |
8.ディモワ(10mois)授乳クッション エアプッション
引用元:ディモワ公式ブランドサイト
ディモワの「エアプッション」は、空気で膨らませて使うタイプの授乳クッションです。
内蔵のポンプを使えば、口を付けず衛生的に空気を入れられ、空気の入れ方次第で使いやすい高さに調整ができます。
空気を抜いて折りたたむとコンパクトになるため、帰省やお出かけ時の持ち運び用にも便利です。
価格 | 7,480円(税込) |
サイズ | 約62×45×20cm(最大時) |
素材 | 【カバー】綿100% 【本体】表地:ポリエステル100%、中材:TPU |
洗い方 | カバーは取り外して洗濯可能 本体は手洗い可能 |
9.ボーネルンド(BorneLund) 授乳アームクッション
引用元:ボーネルンド公式ブランドサイト
ボーネルンドの「授乳アームクッション」は、ママの腕に装着し、枕のように赤ちゃんの頭を乗せて使う簡易タイプの授乳クッションです。
赤ちゃんの頭にしっかりフィットして支えるため、腕だけで支えるよりも授乳姿勢が安定しやすくなります。
コンパクトで持ち運びやすく、サッと取り出して使えるので、セカンド授乳クッションとしてもおすすめです。
価格 | 3,520円(税込) |
サイズ | 約16×22×13cm |
素材 | 表地:コットン100% 中綿:ポリエステル100% |
洗い方 | 洗濯機で丸洗い可能 |
授乳クッションに関するよくある質問
ここからは、授乳クッションに関するよくある質問に答えていきます。
- 授乳クッションは絶対に必要?
- 授乳クッションはいつからいつまで使える?
- 授乳クッションはいつ購入する?産前?産後?
それぞれの回答を順番に見ていきましょう。
授乳クッションは絶対に必要?
授乳に慣れている人は授乳クッションが必要ないケースもありますが、初めての場合は授乳クッションがあったほうが断然授乳しやすくなります。
腕の力だけで赤ちゃんを支えて授乳すると、腕に負担がかかるだけでなく、猫背にもなりやすいため、首や背中まで痛めてしまうことも少なくありません。
授乳クッションを使うとラクに正しい姿勢で授乳できるようになるため、ママの体への負担がグッと減ります。
授乳クッションはいつからいつまで使える?
種類によって異なりますが、授乳クッションとしては新生児期から、首がすわる生後4ヶ月前後まで使えるものが多いです。
その後も大人用の抱きまくらや、読書クッション、赤ちゃんのお座りサポート用クッションとして使えるものもあるため、意外と長い間重宝します。
授乳クッションはいつ購入する?産前?産後?
授乳クッションは産後すぐに使う人が多いので、出産前に用意しておくと安心です。
また、出産後は何かと忙しくなるため、出産前のほうがじっくり吟味して購入できるというメリットもあります。
授乳クッションの中には、妊娠中の大きなお腹を支える抱き枕としても使えるタイプもあるため、産前に購入するとより長く使える点も魅力です。
まとめ:使いやすくてへたりにくい授乳クッションを選ぼう
生まれたばかりの赤ちゃんは2〜3時間おきに授乳が必要なので、ママの体に負担がかかりやすいもの。
なるべく負担を軽減するためには、正しい姿勢で授乳することが大切です。
授乳クッションを使えば、赤ちゃんを正しい位置でキープし、ママが背筋を伸ばした状態でラクに授乳がしやすくなります。
授乳クッションにはさまざまな種類がありますが、今回は十分な厚みと硬さがあり、へたりにくく、使いやすいものを中心に紹介しました。
初めての出産で授乳に慣れていない人や、なるべくラクに授乳したい人は、ぜひ授乳クッションを使ってみてくださいね。