2021.05.19

用語集

サラセミア

サラセミアとは

サラセミアは、遺伝的に赤血球の形状が変化してしまう病気です。

日本人ではβサラセミアは1,000人に1人程度と言われており、軽度の場合は軽い貧血症状程度しか現れないため、自分がサラセミアであることに気が付かない場合も多いようです。

健康な人の赤血球は、中にくぼみのある円盤状をしているのに対し、サラセミアを発症している人の場合はアーチェリーのような標的赤血球が出現します。

サラセミアの多くは軽症型であり、溶血の症状を見ることは少なく治療の必要はありません。

一方、重症型では継続的に輸血などの治療が行われますが、根本的な治療法としては骨髄移植が必要となります。

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