赤ちゃんが生まれてお世話をしていくうちに、必要になるお世話グッズの多さや頻繁に取り出す面倒さにびっくりした……なんてことはないでしょうか。そのような悩みを解決してくれるアイテムがベビーワゴンです。
この記事では、赤ちゃんのお世話グッズを収納し取り出しやすいベビーワゴンについてや、おすすめのベビーワゴン9選、ベビーワゴンについてのよくある質問などを紹介します。
ベビーワゴンが気になっていた方は、ぜひ参考にしてみてください。
ベビーワゴンとは
ベビーワゴンとは、おむつやおしり拭きなどをはじめとする、赤ちゃんのお世話に関するアイテムをストックできるワゴンです。
買ってよかったベビー用品としてもよく声があがるベビーワゴンは、SNSでママたちがこぞっておしゃれな収納を披露したことで注目を集めました。
しかし、ベビーワゴンとして使用されているものは、本来はベビー用品ではないことがほとんどです。多くが「キッチンワゴン」といった名称で販売されています。
では、どのようなアイテムがベビーワゴンとしておすすめなのでしょう。詳細と正しい選び方などについてお伝えしていきます。
ベビーワゴンの正しい選び方とは?
ベビー ワゴン選びに失敗しないためのポイントは以下のとおりです。
- 素材で選ぶ
- トレイの形で選ぶ
- 機能性で選ぶ
それぞれの項目について、順番に見ていきましょう。
1.素材で選ぶ
ベビーワゴンを選ぶ際に注目したいポイントは、使用されている素材です。ベビーワゴンに使用されている主な素材は以下の3つがあげられます。
- プラスチック製
- 金属製
- 木製
これらが代表的です。
耐久性を考えると金属製のものがおすすめですが、軽量さと掃除などのしやすさを考えるとプラスチック製もおすすめ。木製のものの場合、重さや手入れなどの管理面に手間がかかる反面、インテリアに合わせやすかったり、木の温もりが感じられたりという点で愛用されているママも多いようです。
2.トレイの形状で選ぶ
ベビーワゴンに多いトレイの形状には以下の2つがあげられます。
- バスケット型
- 引き出し型
それぞれの特徴を見てみましょう。
バスケット型
ベビーワゴンとしてもっとも多い形状のバスケット型は、収納しているものがひと目でわかり、取り出しやすさや収納に手間がかからない優れもの。しかしトレイの底部分がメッシュ状のものが多く、網目のサイズによっては穴からすり抜けてしまうことも起こり得ます。
引き出し型
一部が引き出し上になっているものもあれば、全段引き出しになっているものなど、用途に応じて選べる点が魅力な引き出し型。最大の魅力は、耐久性の高さとほこりなどがつきにくいところではないでしょうか。
しかし、いちいち開けしめしないと、取り出せない・収納できない手間はマイナスポイントとなりそうです。
3.機能性で選ぶ
ベビーワゴンの機能としては、
- 高さや幅が調節できる
- 大きさや容量
- 移動が可能かどうか
これらのようなことが選ぶ際のポイントとなります。
高さや幅が調節できる
ベビー用品は大きさや形状がさまざまなので、高さや幅を調節できれば、アイテムによってフレキシブルな収納が可能になります。また、将来的にキッチンワゴンなど別の用途に使用しやすくなりそうです。
大きさや容量
ベビーワゴンを使用するスペースや、収納しておきたいベビーグッズの量に応じて大きさや容量をチェックするとよさそうです。こまごましたものを収納したい場合は、別売りの収納ケースなどを使用することも考慮してサイズや容量をチェックしましょう。
移動が可能かどうか
多くのベビーワゴンはキャスターがついているため、自由自在に移動が可能です。しかし、中には据え置き型のものもありますので、使用する場所やお好みに応じて検討してください。また安全性を考慮して、キャスターのロックがしっかりしているかどうかなどもチェックするといいでしょう。
ベビーワゴンのおすすめ9選
2023年版、おすすめのベビーワゴン9選を紹介します。
- IKEA「ロースコグワゴン」
- パール金属「3段ローリングカート ホワイト」
- カインズ「キッチンワゴン」
- 山善「バスケットトロリー」
- ニトリ「スチールワゴン トロリ 2」
- アイリスオーヤマ「キッチンワゴン KW-L001」
- インテローグ「キッチンワゴン収納ボックス」
- 不動技研「サージュワゴンWT4段(F2615)」
- Rocotto「フォールディング キッチンワゴン」
ベビー用品として使えるものの、日常使いを目的としてデザインされているものが多く、利便性の高さも抜群です。設置場所に適したサイズや収納したいベビーグッズの形状や量、お好みのカラーやデザインなどでベビーワゴンを選んでください。
※価格は、2023年2月時点のものです。
1.IKEA「ロースコグワゴン」
引用元:IKEA公式サイト
赤ちゃんグッズをおしゃれに収納できると、SNSで話題になったことで一躍人気を獲得したIKEAのキッチンワゴン「ロースコグ」。
シンプルなデザインにおしゃれなカラーリング。5,000円以内で購入できるにもかかわらず安っぽさを感じさせない見た目もポイント。
価格 | 4,499円(税込) | ||
キャスター付き | ◯ | 段数 | 3段 |
高さ調節 | 〇(中央段のみ) | 通気口 | ◯ |
作業ボード | 別売り | 重量 | – |
サイズ | 約35.0cm × 45.0cm × 78.0cm | ||
材質 | スチール、エポキシ、ポリエステル粉体塗装 |
2.パール金属(PEARL METAL)「3段ローリングカート ホワイト」
引用元:パール金属(PEARL METAL)Amazon公式サイト
一番人気のIKEA「ロースコグ」に遜色を取らないシンプルさと、高見えするビジュアルが人気を集めているパール金属「3段ローリングカート」。
耐荷重が1段につき10kgなので、赤ちゃんのお世話グッズをたっぷり収納できるすぐれものです。
価格 | 8,919円(税込) | ||
キャスター付き | ◯ | 段数 | 3段 |
高さ調節 | – | 通気口 | ◯ |
作業ボード | – | 重量 | 約4.2kg |
サイズ | 約30.5cm × 29.5cm × 45.5cm | ||
材質 | 合金鋼 |
3.カインズ「キッチンワゴン」
引用元:カインズ公式サイト
ママひとりでも組み立てが簡単なところが嬉しい、カインズ「キッチンワゴン」。
棚が深めなので、ベビーローションのような背の高いものを置いても、落下する可能性の低さが魅力です。棚は稼働しませんが、支柱をしっかりと四隅に固定するタイプなので安定感抜群。
価格 | 4,480円(税込) | ||
キャスター付き | ◯ | 段数 | 3段 |
高さ調節 | – | 通気口 | ◯ |
作業ボード | – | 重量 | 約3.9kg |
サイズ | 約43.0cm × 33.0cm × 83.0cm | ||
材質 | スチール |
4.山善「バスケットトロリー」
引用元:山善楽天市場公式サイト
ハイクオリティで見た目のおしゃれ度も高いのに、コスパ抜群な山善「バスケットトロリー レギュラー」。
工具を使わなくても組み立てられる簡単さなので、ママひとりでも設置が安心です。豊富なカラー展開だけでなく、用途や設置場所に応じてスリムタイプや2段のものなども選べます。
価格 | 5,499円(税込) | ||
キャスター付き | ◯ | 段数 | 3段 |
高さ調節 | ◯ | 通気口 | ◯ |
作業ボード | 別売り | 重量 | 約6.4kg |
サイズ | 約46.0cm × 38.0cm × 81.0cm | ||
材質 | スチール |
5.ニトリ「スチールワゴン トロリ 2」
引用元:ニトリ公式サイト
高さ調節が可能なので、幅広い用途で使用しやすい、ニトリ「スチールワゴン トロリ2」。
驚くほどのカラーバリエーションなので、ママのお気にいりがみつかりそうです。赤ちゃんのお世話グッズだけでなく、A4サイズの雑誌やファイルなども収納できる優れもの。
価格 | 3,980円(税込) | ||
キャスター付き | ◯ | 段数 | 3段 |
高さ調節 | ◯ | 通気口 | ◯ |
作業ボード | – | 重量 | 約5.5kg |
サイズ | 約46.0cm × 38.0cm × 89.0cm | ||
材質 | スチール |
6.アイリスオーヤマ「キッチンワゴン KW-L001」
引用元:アイリスオーヤマ公式サイト
高品質なのに購入しやすい価格帯を実現した、アイリスオーヤマ「キッチンワゴン KW-L001」。
インテリアの邪魔をしないシンプルさと使い勝手のよさは、他のワゴンに引けを取りません。耐荷重が60kgもあるので安定感抜群で頑丈。ストッパーでしっかり固定できるので安心です。
価格 | 3,980円(税込) | ||
キャスター付き | ◯ | 段数 | 3段 |
高さ調節 | – | 通気口 | ◯ |
作業ボード | – | 重量 | 約6.4kg |
サイズ | 約44.5cm × 35.0cm × 78.0cm | ||
材質 | スチール、粉体塗 |
7.インテローグ「キッチンワゴン収納ボックス」
引用元:インテローグ楽天市場公式サイト
定番のシンプルカラーからビビットなカラーまで揃っている、インテローグ「キッチンワゴン収納ボックス」。
テーブル代わりに使用できる天板がついているので、ちょっとした作業もできる点がにくいです。プラスチック素材なのでお手入れもラクラク。約4kgという軽量さも取り回しがしやすく便利です。
価格 | 4,341円(税込) | ||
キャスター付き | ◯ | 段数 | 3段 |
高さ調節 | – | 通気口 | – |
作業ボード | ◯ | 重量 | 約4.0kg |
サイズ | 約43.5cm × 37.0cm × 80.5cm | ||
材質 | 本体:スチール、ポリプロピレン樹脂 天板:プリント紙化粧繊維板 |
8.不動技研 サージュワゴンWT4段(F2615)
引用元:不動技研公式サイト
好みに応じてチェンジできるリバーシブル天板が目を引く、不動技研「サージュワゴンWT4段(F2615)」。
最上段に引き出しがあることで実用性がアップ。こまごましたものも、引き出しにしまえばバラけませんし、ホコリよけにもなりそうです。
価格 | 6,700円(税込) | ||
キャスター付き | ◯ | 段数 | 4段 |
高さ調節 | – | 通気口 | – |
作業ボード | ◯ | 重量 | 約14.1kg |
サイズ | 約40.0cm × 25.5cm × 86.0cm | ||
材質 | 本体:ポリプロピレン 天板:メラミンラミネートMDFボード |
9.Rocotto「フォールディング キッチンワゴン」
ベビーワゴンとしては珍しい、折りたたみ可能なタイプのRocotto「フォールディング キッチンワゴン」。使わなくなればコンパクトに収納できます。
他のベビーワゴンと比較するとコンパクトサイズなので、多くの赤ちゃんのお世話グッズを収納することは難しいですが、狭いスペースにも設置できる点は魅力。持ち手がついているので、ちょっとした移動も快適です。
価格 | 6,580円(税込) | ||
キャスター付き | ◯ | 段数 | 3段 |
高さ調節 | – | 通気口 | ◯ |
作業ボード | – | 重量 | 約4.8kg |
サイズ | ハンドルあり:約89.0cm × 29.0cm × 46.0cm
ハンドルなし:約77.0cm × 29.0cm × 46.0cm |
||
材質 | スチール、ABS |
おすすめのベビーワゴンに関するよくある質問
ここからは、ベビーワゴンに関する以下のような質問に答えていきます。
- ベビーワゴンはいらない?あると危ない?
- ベビーワゴンには何を入れる?
- ベビーワゴンの代わりになるものはある?
- ベビーワゴンがおすすめな人は?
質問の回答をチェックして、疑問の解消に役立ててください。
1.ベビーワゴンはいらない?あると危ない?
ベビーワゴンがあれば、散らかりやすい赤ちゃんのお世話アイテムが一箇所にまとめられるので大変便利です。しかしワゴン自体の大きさが邪魔になる、ずり這い・つかまり立ちをする赤ちゃんがいる場合は、ワゴンが転倒して赤ちゃんがケガをする可能性が出てきます。
2.ベビーワゴンには何を入れる?
ベビーワゴンには、赤ちゃんのお世話をするときに必要なものを入れておきます。おむつやおしりふき、肌着などの着替えにガーゼ、ベビーローションや綿棒・爪切りなども入れておくと便利でしょう。ケースなどを使ってジャンル分けすると使い勝手がアップします。
3.ベビーワゴンの代わりになるものはある?
ベビーワゴンには代用品がたくさんあります。おむつストッカーなどがそうです。仕切りがついているものを選べば、お世話グッズがごちゃつかず使い勝手もいいでしょう。こぶりなマザーズバッグや、100円ショップで購入できるバスケットやピクニックバッグなどを使用すれば、持ち運びも便利です。
4.ベビーワゴンがおすすめな人は?
かさばりがちな赤ちゃんのお世話グッズを、1箇所にスッキリとまとめておきたいママにとって、ベビーワゴンは大変重宝するでしょう。また、デザインやカラーバリエーションが豊富なものも多いため、お部屋のインテリアに合わせておしゃれに収納したいというママにもうってつけです。
まとめ:デザインや機能性を比較して使い勝手のいいベビーワゴンを選ぼう
カラーやデザイン・サイズなど、バリエーション豊富なベビーワゴンは、赤ちゃんのお世話に追われるママを楽にしてくれる便利なアイテムです。
用途に応じて複数のベビーワゴンを使い分けてもいいですし、カラーボックスやストレージボックスなどを組み合わせて、自分だけの収納を完成させてもいいかもしれません。
赤ちゃんが成長すれば、キッチンや洗面所・子ども部屋などでも再利用ができるシンプルさと便利さを兼ね合わせているベビーワゴン。長く使えそうなものや、生活環境などに応じて選ぶことが大切です。よく吟味して選びましょう。